新作ができました+訪問演奏

我が家では紫陽花がきれいに咲いています。

リクエストいただき、紫陽花の帯留めを作りました。

今年のやりたいことの一つだった、着物に携わるガラス作りに励んでいます。
おかげさまで、6月、7月といくつかの雑誌に帯留めを取り上げていただきました。

プロのスタイリストが厳選した浴衣と帯の組み合わせに、私の手元から旅立った帯留めが組み合わされ、美しく微笑むモデルの写真を見ると、この夏のワクワクで胸はウキウキです。

どこかでお目に留まったら、どうぞ、ワクワク、ウキウキしてください。

 

なかなか、5月の旅行の写真整理やご報告ができず、自分でも早くやらないと忘れちゃうよ…、と思ってはいるのですが、仕事の方が先でしょ。
イタリアで仕入れたミルフィオーレを使って、帯留めを作りました。


また、「いつだって猫」にてご好評いただいた、猫ブローチもペンダントとの兼用になり、登場です。


ギャラリーはなぶさにてご覧ください。

 

さて、先週末は荒川区の小学校への訪問演奏会でした。

毎回思いますが、子供たちの純粋な反応に心打たれる時間を過ごすことができました。

みんなで歌おうのコーナーでは「翼をください」を演奏しました。子供たちが一生懸命口を大きく開けて歌っているこの歌、中学生の時放送委員会に所属していた私は、校内放送で、プロテストソングの一つということで、使うことは許されず、文化祭でゲリラ的に歌ったりして…。そのうち合唱などで使われるようになり、音楽の教科書に載り、そしていま、子供たちが目の前で歌っている、という…、時の流れに思いを馳せつつ、子供たちの姿を微笑ましく思いました。

…まだ、自由を求める翼はいらないよね…。

 

子供のいない私たちには、次世代に何かを残す、ということは難しい事。単に生き方や、生活習慣など抽象的なものは何かの形で残るのかもしれませんが…。

でも、音楽で伝わる何かがある、ということを少しでも伝えられることは、おこがましいことですが、嬉しく感じられます。

全校生徒のほんの何人かでも、今日のことを心にとめていてくれるかもしれない、と思うと、弾き続けていてよかった、と思います…、あの時の私がそうだったように。

自己満足かもしれませんが、自分のためにも、こんな活動ができる管弦楽団に所属して、機会が得られて…、これからもこの活動を続けてゆこう、と、思った週末でした。