病のおかげ~夏休みいろいろ

毬真工房@柏 販売の陶器
毬真工房@柏 販売の陶器

先週はすっかり夏休みをいただきました。
お墓参りや宴会や会食や・・・、要するに、お盆中宴会に始まり、宴会に終わる一週間でした。

 

まずはその宴会続きの皮切りに、大学時代の友達とスペインバル@浅草、Amets。
またまたイカ墨パエリヤでスペインワイン。

しゃべり続けて5時間。美味しく楽しい姦し時間でした。

そして、久々の姐さんランチ。柏の隠れ家、創作料理毬真工房へ。

こちら、本当に秘密の食事処らしいので、詳細はご報告できず残念ですが、もともとは陶芸家の先生が製作した食器を使って生徒さんたちに振舞っていたところ、それが話題となり、紹介から紹介で予約のみの営業をしているそうです。
店内にはその窯で作製された陶器の数々が展示即売されています。

どれも温かみのある使いやすそうな、それでいて個性的な品の数々で、趣のある田舎の一部屋が演出されています。お食事はやさしい家庭料理。

暑さの中、ホッと出来るお味でした。

その夜から、毎年恒例の納涼宴会。
オーケストラの友達がたくさん来てくれました。
今年は夏野菜変幻。いろいろな野菜をいろいろに調理してみました。
女の子がたくさん来てくれて、華やかな宴会でした。
前回演奏会のビデオを観て、ただただ飲んで食べておしゃべりの、濃ーい一夜でした。

なすのパテ
なすのパテ
ズッキーニのカルパッチョ
ズッキーニのカルパッチョ
白身魚の夏野菜ソース
白身魚の夏野菜ソース

 

そして、休みの締めくくりには、こんなきれいな美味しいお刺身をいただきました。

日暮里のたんぴょう亭はまさに江戸の味。
泣きそうなくらいうれしい東京の味でした。

旅行などどこにも行かない夏休みでしたが、お友達や親戚とたくさん話して、楽しく飲んで、美味しく食べられた、ということは、健康で迎えられた夏休みでした。

 

こんなこと、以前は思いもしなかったことだけれど、数年にわたる闘病の日々を思うと、本当に幸せなことなのだと思います。

 

もともと窮地に閉じこもれない性格です。というか、閉じこもってしまったら最後、出てこられなくなってしまうことを感じているので、なるべく恒常性を旨に社会から離れないよう、闘病の日々を送っています。

 

だって、もっともっと大変な人はたくさんいて、その大変な人を支えてる人もそれぞれ事情を抱えていて、それでも支えてくれていて・・・、なんて思うと、キチンと生き生きと生活しなくては、そして、とりあえず日常を過ごせる今の自分は本当に幸運なんだと心から思います。

 

こんな風に思えるのは「病のおかげ」。
・・・・ということを、つくづく思えた夏休みでした。