すでに都内の桜は散り始めているようで、年に一度のこの瞬間の季節も過ぎようとしています。
先週のことですが、22日の金曜日、上野のお山はほぼ満開で人もいっぱい。
みんな花の下でシートを広げて宴会、盛り上がっていました。
そして、その日曜日、いつもの野田市水公園はまだまだ五分咲き。
やっぱり、北だもの、こんなに違うのですね。
思い出すと、去年はこの時期メキシコに行っていて、帰ってきたら入院してしまった、という春で、全く桜は見られませんでした。
今年はたくさん見られて良かった。
22日はちょっと変わったお花見もしました。
国立東京博物館のイベント博物館でお花見をです。
とても良いお花見でした。本館内で桜めぐりです。
国宝の「花下遊楽図屏風」、桜にまつわる浮世絵の数々、江戸時代の歌舞伎衣装や函迫、陶磁器や漆器など、すべて美しい桜の姿が描かれているものばかり。
過去の日本人も桜を愛し、その美しさを様々な形で残したという、その感性に感銘を受けました。またまた日本人遺伝子を感じずに入られません。そして、さらに憧れの江戸時代気分は深くなるばかりです。
新しくなった東洋館も見学。
とてもきれいになって、ガラスも映りこみの少ない最新のものに変えられ、照明も新しくなり、大型の展示物は台の部分に耐震設備が入っているので、部屋の真ん中に何の支えもなく展示されています。
とても開放的で、以前に見たことのある展示物でも違ったものに見えるような気がしました。
この夜はステキな皆様と、銀座アスター南店にて銀座FB会。
素晴らしい方々と一緒に、美味しいお食事とおしゃべり。
楽しいひと時でした。
一日、さくら、さくら、さくら、紹興酒、おしゃべり、またさくら…、と、気持ちの良い春の夜でした。
もう一度、今週末、清水公園のさくらは待っていてくれそうです。
そして、また来年まで、いろいろなことがあるでしょうけれど、楽しみに次の桜を待ちましょう。
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