火曜日の夜に自宅に到着しました。
よっぽど緊張していたのか、3日間寝込んでしまいました。
お恥ずかしいことで・・・。
その後のフェスティバルの様子をお伝えしたいと思います。
フェスティバル最終日のコンサートはその名にふさわしく豪華な面々による素晴らしいコンサートでした。
オーケストラはCamerata Ventapane Festibal Ensembleで、ソリストにソプラノMelissa Givens、アルト Cecilia Duarate、テナー Zachary Wilder、バス Paul Tipton、そしてAmy Cainによるダンスのパフォーマンスも加わり、The Jewles of Baroqueにふさわしく、華やかな舞台でした。
特に、最後にソリスト全員で歌われたオラトリオ「サムソン」からのTo song and dance we give the dayは圧巻でした。
演奏者はこの日、このコンサートの前に、Celayaを訪問していたポープご一行にバロック・ミュージック・フェスティバルとして御前演奏をしてサンミゲルに戻ってきました。強行スケジュールだったにもかかわらず、プロって、当たり前ですけれど、スゴイですよね。
この後、チャリティーのオークションがあり、我がはなぶさ日本屋も江戸物浮世絵を出展し、めでたく競り落とされました。
この有意義なコンサートで、若い人たちの教育への一端を担えたかと思うと、今回、こちらに来た意味を改めて心しました。
そしていよいよお待ちかねのガラ・ディナー。
メロンのスープが珍しくて美味しかったです。
そして、メインはメキシコでお祝いの時などに食される、チレ・エン・ノガーダでした。
これは、普通のチレ・レエーノと違い、チレのなかには挽肉と桃やレーズンなどのフルーツが入っていて、甘みのあるクルミのソースがかかっています。
私にとっては、まさに、メキシコ料理!のメニューのひとつで、懐かしく、美味しくいただきました。
会場にはグワナファトの名物で、学生による弾き語りのグループが来ていて、メキシコの名曲をいろいろと聴かせてくれました。
すべてがまさにDivine Jewels、神々に与えられた宝石のような豊かで精密で美しく誇り高く、それでいて、慎ましやかな、バロックミュージックフェスティバルでした。
メキシコの地でそんな瞬間に出会えるなんて思ってもみないことで、貴重な体験でした。そして、また、来年も来られたらいいなー、と、心から思います。
今回、メキシコに来るためにいろいろとご協力いただいた皆様に感謝します。
はなぶさ日本屋も少しは大人になれたかな、と思っています。
コメントをお書きください